帰還

 

 

こんにちは。ご無沙汰です。

 

 

すみません、ヒッチハイク終了しました。

 

 

旅中は充電や時間が足りず、更新することができませんでした。(しようとは思ってた)

 

 

 

なので、思い出残しにはなってしまうのですが、興味あれば見てください。

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初日

 

重い荷物を持ち、6:30より関の下歩道橋付近で開始。

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なかなか捕まらず、徒歩で日野インターへ。

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8:30、記念すべき1台目。

警備会社の方々で、出勤時間を間違えたため帰宅途中との事。

うどんが目的と伝えると、かなり笑われた。

面白いことするねぇとも言われた。

 

香川に先祖の墓がある事や、異性についてお話しできた。非常に楽しい空間だった。

 

藤沢は白幡神社にて降ろしてもらう。別れが名残惜しい。

 

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そこから徒歩で、国道1号との合流点へ。

 

注目度は高かったので期待しながらボードを掲げ続ける。

 

待つ事30分。

中型のトラックが停まってくれた。

 

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2台目はトラックだった。

 

東名へ繋がる高速のインターまで乗せてくれるとの事。

一気に秦野まで行く事ができた。

 

家族を大切にすること、女を大切にすること。

恩返しも大切だが、恩送りを忘れないこと。

 

色々とありがたいことを教えてくれた。

 

本当に親切な方で、事務所の方々に紹介してくれ、飲み物やお菓子を頂くことができた。

 

秦野中井インターまで乗せてもらい、お別れ。

 

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ガソリンスタンドがあったのでトイレを借りる。

 

従業員の兄さんに話しかけると、バス停手前なら停まりやすいらしい。頑張ってとも言ってくれた。

 

アドバイス通りバス停を目指すと、本当に停めやすそうなポイントがあった。

高速方面と一般道方面が分かれる手前で開始。

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およそ30分後

反対車線からこちらへUターンし、向かってくる車が。

 

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3台目は女性3人組。

これから御殿場アウトレットへ向かうから、足柄で降ろしてくれるとの事。

チェックポイントに設定してた足柄サービスエリアまで一気に進める。

 

車内は本当に居心地がよかった。

気さくに話しかけてくれるし、面白い。家が大船らしいので、もしかしたら再会できるかもしれない。

 

留学の話や、外見(俺の)の話をしてくれた。とても楽しかった。

 

足柄に着。惜しいが、お別れの時である。フェイスブックを交換し、さらば。

 

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飲み物を買い、駐車場から少し離れた、本線へ向かうための道路へ。

ベンチがいくつかあり、そこでヒッチをすることに。

雄大な景色が広がっていた。

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10分後、マイクロバスが停車。

その間も色々な人が見てくれたので、足柄は聖地なのだろう。

 

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4台目はマイクロバス。

東京へ乗客を降ろし、奈良へ帰る途中との事。

中は3人しかいないので、乗ってけと。

 

皆様お疲れの中本当にありがたかった。

 

香川の美味しいうどん、名所を教えてもらった。

次のパーキングでは美味しい牛タンを食べ、その次の休憩パーキングではなんとソフトクリームを奢ってくれた。非常に美味しかったのを覚えている。

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一気に刈谷まで進むことができた。感謝しかない。

 

お礼を告げ、刈谷施設へ向かう。

 

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刈谷は広い。観覧車や温泉があり、生活できるレベルの設備である。

上下線が繋がっていることもあり、人も多かった。

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足柄と同じように、出口付近で開始。

何台か声を掛けて頂くも、目指すところが違い、断られる。声を掛けてくれるだけでも本当にありがたかった。

 

そんな中、15分くらいか。

 

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5台目は、サラリーマン2人の方々。

 

出張の帰りで、名古屋駅へ向かうらしい。

車内では、本当にたくさんの重みのある話を聞いた。

 

たくさんの旅行で学んだこと、若い内には何でもやること、直感を信じること。やりたいことはやる事。

 

経験が豊かなお二人で、考え方が似ていたのもあり、とても勉強になった。

 

すごい方々と話してるんだなというのを感じながら名古屋駅へ。

 

ありがたいことに、駅から離れたインターチェンジ付近で降ろして頂けた。さらに、たくさんの食糧も頂けた。

 

必ず達成することを誓い、お別れ。

 

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付近のインターで再開するも、なかなか捕まらない。疲れてきたため、気分転換に次のインターまで歩く。

 

黄金インターに着く。ヒッチには最高の環境であり、期待大。

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しかし、待てども待てども停まらない。さらに遠くから雷雲が近づいてきている。

 

悩み抜いたが運としか考えられず、辛抱。

 

そんな時、反対車線から声がかかる。

 

「そっちは行かないよ!!」

 

まぁ絶望ですわ。何この2時間。

 

そしたら

「吹田の方のインターまで行ってやるよ!!」

 

神。

 

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6台目は社長さん。

 

ヴェルファイア最高。

海外出張の帰りで、たまたま信号待ちしてたら見かけてくれたらしい。

 

インター間の移動なので短い時間ではあったが、今後英語が強くなる事、若い時から行動する事など、濃い事を教えてくれた。

 

固い握手を交わし、下車。

 

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降りたのは名古屋西インター。

 

条件は最高のように思えるが、甘かった。

 

島が無いのである。インター前の信号でヒッチできないのである。

 

よって、信号を超えた所、本当にインター直前で待機するのだが、直線でスピードが出るため停まらない。

 

幸運にも上には高速が走ってるため、雨宿りはできそう。野宿なのか?と覚悟した。

 

待つ事およそ1時間。

トラックが渋滞を作りながら止まってくれた。

 

 

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7台目はトラック。

この方も社長さんだった。

 

仕事帰りのようで、最寄りインターの桑名東までお世話になる。

 

俺の目標である、教師について語ってくれた。

娘を持つ身として、考えるものはたくさんある

そう語ってくれた。安心して任せられる教師にならなくてはならないと決意した。

 

まもなく桑名東に着く。

絶対辿り着けとエールを送ってくれた。

 

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着いた時刻は23時。周りには特に宿泊施設は見当たらず、遠くにマックがあるくらい。

 

しかし、ヒッチ環境は最高で、いけるんじゃないかと考えていた。

 

 

 

甘い考えは潰され、現実を見させられるのが世の中というもの。

 

全然捕まらない。

声を掛けてくれるものの、方面が違う。

 

いよいよ絶望。宿泊できるところも無く、さらには飯すら食えてない。

次なる目的地、四日市まで歩く事を決意。しんどい。

 

 

歩き始めて10分ほどか。

たまに来る車の群れには必ず親指を立てたヒッチを試みるのだが、その3回目の群、最後の車が停まってくれた。感涙。

 

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8台目はカップルさん。

工場夜景を楽しむつもりで下道を通っていたら、我を発見。

方面が同じなので、乗せてくれた。感謝しかない。

 

こちらのカップル様、信じられない行動を取ってくれました。

 

次回へ続きます。