帰還
こんにちは。ご無沙汰です。
すみません、ヒッチハイク終了しました。
旅中は充電や時間が足りず、更新することができませんでした。(しようとは思ってた)
なので、思い出残しにはなってしまうのですが、興味あれば見てください。
------------------------------------------------------------
初日
重い荷物を持ち、6:30より関の下歩道橋付近で開始。
なかなか捕まらず、徒歩で日野インターへ。
------------------------------------------------------------
8:30、記念すべき1台目。
警備会社の方々で、出勤時間を間違えたため帰宅途中との事。
うどんが目的と伝えると、かなり笑われた。
面白いことするねぇとも言われた。
香川に先祖の墓がある事や、異性についてお話しできた。非常に楽しい空間だった。
藤沢は白幡神社にて降ろしてもらう。別れが名残惜しい。
------------------------------------------------------------
そこから徒歩で、国道1号との合流点へ。
注目度は高かったので期待しながらボードを掲げ続ける。
待つ事30分。
中型のトラックが停まってくれた。
------------------------------------------------------------
2台目はトラックだった。
東名へ繋がる高速のインターまで乗せてくれるとの事。
一気に秦野まで行く事ができた。
家族を大切にすること、女を大切にすること。
恩返しも大切だが、恩送りを忘れないこと。
色々とありがたいことを教えてくれた。
本当に親切な方で、事務所の方々に紹介してくれ、飲み物やお菓子を頂くことができた。
秦野中井インターまで乗せてもらい、お別れ。
------------------------------------------------------------
ガソリンスタンドがあったのでトイレを借りる。
従業員の兄さんに話しかけると、バス停手前なら停まりやすいらしい。頑張ってとも言ってくれた。
アドバイス通りバス停を目指すと、本当に停めやすそうなポイントがあった。
高速方面と一般道方面が分かれる手前で開始。
およそ30分後
反対車線からこちらへUターンし、向かってくる車が。
------------------------------------------------------------
3台目は女性3人組。
これから御殿場アウトレットへ向かうから、足柄で降ろしてくれるとの事。
チェックポイントに設定してた足柄サービスエリアまで一気に進める。
車内は本当に居心地がよかった。
気さくに話しかけてくれるし、面白い。家が大船らしいので、もしかしたら再会できるかもしれない。
留学の話や、外見(俺の)の話をしてくれた。とても楽しかった。
足柄に着。惜しいが、お別れの時である。フェイスブックを交換し、さらば。
------------------------------------------------------------
飲み物を買い、駐車場から少し離れた、本線へ向かうための道路へ。
ベンチがいくつかあり、そこでヒッチをすることに。
雄大な景色が広がっていた。
10分後、マイクロバスが停車。
その間も色々な人が見てくれたので、足柄は聖地なのだろう。
------------------------------------------------------------
4台目はマイクロバス。
東京へ乗客を降ろし、奈良へ帰る途中との事。
中は3人しかいないので、乗ってけと。
皆様お疲れの中本当にありがたかった。
香川の美味しいうどん、名所を教えてもらった。
次のパーキングでは美味しい牛タンを食べ、その次の休憩パーキングではなんとソフトクリームを奢ってくれた。非常に美味しかったのを覚えている。
一気に刈谷まで進むことができた。感謝しかない。
お礼を告げ、刈谷施設へ向かう。
-------------------------------------------------------------
刈谷は広い。観覧車や温泉があり、生活できるレベルの設備である。
上下線が繋がっていることもあり、人も多かった。
足柄と同じように、出口付近で開始。
何台か声を掛けて頂くも、目指すところが違い、断られる。声を掛けてくれるだけでも本当にありがたかった。
そんな中、15分くらいか。
------------------------------------------------------------
5台目は、サラリーマン2人の方々。
出張の帰りで、名古屋駅へ向かうらしい。
車内では、本当にたくさんの重みのある話を聞いた。
たくさんの旅行で学んだこと、若い内には何でもやること、直感を信じること。やりたいことはやる事。
経験が豊かなお二人で、考え方が似ていたのもあり、とても勉強になった。
すごい方々と話してるんだなというのを感じながら名古屋駅へ。
ありがたいことに、駅から離れたインターチェンジ付近で降ろして頂けた。さらに、たくさんの食糧も頂けた。
必ず達成することを誓い、お別れ。
------------------------------------------------------------
付近のインターで再開するも、なかなか捕まらない。疲れてきたため、気分転換に次のインターまで歩く。
黄金インターに着く。ヒッチには最高の環境であり、期待大。
しかし、待てども待てども停まらない。さらに遠くから雷雲が近づいてきている。
悩み抜いたが運としか考えられず、辛抱。
そんな時、反対車線から声がかかる。
「そっちは行かないよ!!」
まぁ絶望ですわ。何この2時間。
そしたら
「吹田の方のインターまで行ってやるよ!!」
神。
------------------------------------------------------------
6台目は社長さん。
ヴェルファイア最高。
海外出張の帰りで、たまたま信号待ちしてたら見かけてくれたらしい。
インター間の移動なので短い時間ではあったが、今後英語が強くなる事、若い時から行動する事など、濃い事を教えてくれた。
固い握手を交わし、下車。
------------------------------------------------------------
降りたのは名古屋西インター。
条件は最高のように思えるが、甘かった。
島が無いのである。インター前の信号でヒッチできないのである。
よって、信号を超えた所、本当にインター直前で待機するのだが、直線でスピードが出るため停まらない。
幸運にも上には高速が走ってるため、雨宿りはできそう。野宿なのか?と覚悟した。
待つ事およそ1時間。
トラックが渋滞を作りながら止まってくれた。
------------------------------------------------------------
7台目はトラック。
この方も社長さんだった。
仕事帰りのようで、最寄りインターの桑名東までお世話になる。
俺の目標である、教師について語ってくれた。
娘を持つ身として、考えるものはたくさんある
そう語ってくれた。安心して任せられる教師にならなくてはならないと決意した。
まもなく桑名東に着く。
絶対辿り着けとエールを送ってくれた。
------------------------------------------------------------
着いた時刻は23時。周りには特に宿泊施設は見当たらず、遠くにマックがあるくらい。
しかし、ヒッチ環境は最高で、いけるんじゃないかと考えていた。
甘い考えは潰され、現実を見させられるのが世の中というもの。
全然捕まらない。
声を掛けてくれるものの、方面が違う。
いよいよ絶望。宿泊できるところも無く、さらには飯すら食えてない。
次なる目的地、四日市まで歩く事を決意。しんどい。
歩き始めて10分ほどか。
たまに来る車の群れには必ず親指を立てたヒッチを試みるのだが、その3回目の群、最後の車が停まってくれた。感涙。
------------------------------------------------------------
8台目はカップルさん。
工場夜景を楽しむつもりで下道を通っていたら、我を発見。
方面が同じなので、乗せてくれた。感謝しかない。
こちらのカップル様、信じられない行動を取ってくれました。
次回へ続きます。