続き (ヒッチハイクの巻 最終章)
広島で起床した続き。
今回の更新でヒッチハイクの振り返りは終わりたい!
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ひとまずインターチェンジを目指す。
府中インターがスポットらしいので目指した。
しかし、広島駅から歩くと遠い。
思った以上に遠いし、暑い。
高速が見えてきたので歓喜の渦を作っていると、左手にAEON MALLが。
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避暑地AEON MALL。
多くのご年配の方が散歩中の休憩に利用すると言われている。
前にはSLが飾られていた。
そんなAEON MALL、涼しさを渇望していた私は入らないわけがなかろうと言わんばかりに意気揚々と入店。
すっかり気に召したソルティライチを購入。
水分には困らないよう、2本買った。
朋友・広島カープのグッズを見て、退店。
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すっかり人の目は気にしないようになった私。
しかし、今回のヒッチは違った。
休日の田舎、人々はAEON MALLに集結するのである。
主婦やご年配の方、ファミリー等、平和な種族のみならず、人の目を気にしてしまう成長期・青年期の少年少女もAEON MALLに集結するのである。
次々と現る同年代の若い女性たち。
正直恥ずかしいのだが、それでもやるしかないのだ。
私がやらなきゃ誰がやるのだろう。
府中インター前の信号手前で開始。
すると10分くらい経った頃か。
軽が停まる。
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16台目、ネット系の会社の社長。
高速は使わないが、もっと確率の高いインターまで乗せてくれるとの事。
この方、色々とすごかった。
若いうちから後悔を減らしていくことが大事。
思い切りのよさ。
大衆の盲点をつくこと。
話していてとても楽しかった。
さらに、最初目指していたインターよりも遠く、その日の目的地に近いインターへ向かってくれた。
途中の大通りで降ろして頂いたが、話せたことは大きな経験になった。
感謝を告げ、下車。
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川沿いの大きな道路、バス停にて開始。
停まりやすいポイント、スケッチブックが見やすい場所を選択したので期待は高かった。
案の定、20分しないくらいで一台の軽が停まってくれた。
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17台目はお姉さん。
かなりお若い。下手したら同年代くらい。
志和インターまで送ってもらえることに。
お姉さん、助手席にワン様を乗せておられた。
ワン様かわいい。人懐こい。
お姉さんもかわいい。天然最高。
近い内に横浜に来るらしい。
奇跡的に会うことができれば良いと密かに思う。
車内では、横浜・東京の名所やプールを紹介した。
是非とも無事に遊んできてもらいたい。
ありがとうございました。
しかし、お姉さん
料金所のすぐ手前、車がビュンビュンの所に歩行者を降ろすのは、次回からやめてあげてください。
死ぬ思いで走り逃げました。
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そうして志和インターへ到着。
反対側のセブンイレブン手前、高速の下の日陰になるところで再開する。
すると、セブンの方から「小谷まで行くけど乗る?」と声をかけて頂いた。
開始してから15分。
やはり俺は運がいい。
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18台目はトラックのお兄さん。
ヒッチハイカーは割と乗せてるみたいで、気さくに話しかけてくれた。
実は1つ上のお兄さん。
それでも会社の中では随分慕われているそうで、やはり年齢ではなく人柄なのだなと感じた。
大学生活の話をしたり、これからの話を聞いてもらったりした。
思ったように生きることはやっぱり難しいけど楽しいらしい。
小谷サービスエリアに到着。
名残惜しくも、感謝を告げて下車。
楽しかったです。
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小谷SAで少しお土産巡り。
目ぼしいものは特になく、休憩し、スタバの前で開始。
京都・岡山方面を掲げ待つこと5分。
スタバの綺麗なお姉さんが、「ヒッチハイク頑張ってください!」と、なんとアイスコーヒーをくれた!
暑い中、最高の褒美である。もうあの笑顔忘れない。
これまでのスタバへの先入観が崩れた気がした。
その後も続けること20分くらいか。
あるバンが停まり、こっちを見てる。
正直怖かった。なので気づかないふりをしていると、
「乗ってくか?」
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19台目は、ご家族で広島旅行の帰りの方々。
ハイエースでお出かけされていたようで、丁度みんな寝てるし話し相手にとの理由で乗せてくれた。
このご家族、これまた神様。
なんと京都まで乗せて頂けることに。
しかも相当すごい方。
どれくらいかと言うと、祇園祭に欠かせない物の作成者。
こんな人見たことないってくらい凄い人。
なんかもう色んな話をした
音楽の話、結婚の話、仕事や生き方、価値観の話、、、
本当に話した。
すごく楽しかった。
話が弾み(個人的感覚)、京都府に入った。
するとお父さん、「うち今アパート空いてるから泊まってくか?」
「うち今アパート空いてるから泊まってくか?」
渡りに船、これを逃したら俺はおしまいだ、、、
そんな浅い事も考えず、即答で「お願いします!」
さらに地元ラーメンまでおごって頂いた。
長旅でお疲れの中、奥様娘様、そしてお父様には大変お世話になりました。
本当に最高の家族だと思っておりました。
そしてアパートに着。
明朝はお見送りできないから、これでお別れね、ということだったので、心からの感謝を告げた。
結構泣きそうでした。
シャワーも布団も貸していただいて、なんとクーラーも付いている。
びっくりなのは、四畳半だったこと。
人生のやりたいこと1つ達成しました。
四畳半、自分の国を持てたようで快適でした。
ゆっくりと疲れを癒し、明日の準備を済ませ、就寝。
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京都旅行の為、6時に起きる。
感謝の手紙を残し、いざ出発。
徒歩で鴨川デルタへ向かう。
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30分くらい歩き、無事に到着。
暑かったので、飛び石に座り足を冷やす。
人も少なく、水が打つ音に心を委ねる。
心身が癒される。
良き時間だった。
京大まで行こうかと思ったが、少し遠かったので断念。
鴨川沿いを歩き、京都駅へ向かう。
久々の京都だったが、特に変わった事は無かった。
いつか賀茂川神社の古本市に行きたい。
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京都西インターへ向かう。
やっぱり長いから次回に回します笑
どうぞよろしく。